「話すだけの日報」に込めた想い|なぜ AI ことレポを作ったのか
AI ことレポは、特別なアイデアから生まれたわけではありません。毎日のように届くチームの日報を読みながら感じていた、小さな、けれど消えない違和感の積み重ねから生まれました。この記事では、私たちがこのアプリに込めた想いを、正直にお話しします。
想い1:日報の「熱量」は、人によってこんなに違う
同じチームでも、日報の書き方は人それぞれです。ある人は、その日の出来事を客先ごとに2〜3行、淡々と箇条書きで残します。またある人は、感じたことや現場の空気まで、感情豊かに長々と綴ってくれます。
どちらも、悪くありません。短い報告にはその人なりの効率があり、長い報告にはその人なりの誠実さがあります。ただ、受け取る側に立つと、正直なところ「みんな同じくらいの粒度で、必要な項目を押さえて書いてほしい」と思うのです。情報が揃っていないと、比べることも、判断することも難しくなるからです。
だから私たちは、誰が書いても、見る側が必要な情報を同じ粒度で受け取れることを目指しました。話した内容を、AIがその組織に必要な項目に沿って整えてくれる。書き手の個性はそのままに、受け手にとっての読みやすさだけを底上げする。それが最初の願いでした。
想い2:忙しいリーダーに、部下の努力を拾ってほしい
管理職やリーダーの方々は、自分の仕事を抱えながら、部下のことも見なければなりません。本当に忙しい。だからこそ、上手に表現できない部下の努力が、こぼれ落ちてしまうことがあります。
部下だって、サボってしまう日もあるでしょう。でも、多くの場合、概ね頑張っています。その頑張りを、報告のレベル感や必要な項目からきちんと拾ってあげてほしい。とはいえ、全員分を隅々まで読む時間がないのもまた事実です。
それなら、せめて必要な分だけでも見られるように。雰囲気や直感でいい加減に判断してしまうのをなるべく減らし、定量的に・落ち着いて判断できる材料にしたい。AIが要点を要約し、注意すべき案件やリスクを先に拾い上げてくれれば、忙しいリーダーでも短い時間で、フェアに部下を見ることができます。
想い3:報告は短く。その分、仲間や家族との時間を
本当は、夕方にみんなでその日の出来事を語り合う場があればいい。でも、どの会社にもそんな時間の余裕はありません。
日報や報告書は、言ってしまえば「仕事のための仕事」です。だからこそ、なるべく短く済ませてほしい。そこで浮いた時間を、仲間との対話や、家族との有意義な時間に使ってほしい。報告を効率化することは、単なる時短ではなく、人と過ごす「心の余白」を取り戻すことだと、私たちは考えています。
想い4:隙間時間に、声で、やっつけてしまおう
時間を生み出すいちばんの近道は、報告を「あとでまとめてやる大仕事」にしないことです。訪問の直後、移動中、休憩しながら——その場で、話し言葉のままアプリに入れてしまえばいい。
「さっき会ったお客様の話」を、記憶が新しいうちに声で残す。夕方に机に向かって思い出しながら書くより、ずっと楽で、ずっと正確です。隙間時間でやっつけられるなら、そこで終わらせて、時間を作りましょう。
想いを、こうして形にしました
これらの願いを、AI ことレポは次の機能として形にしています。
- 音声入力:スマホに話すだけ。箇条書きでも口語でもかまいません(想い4)。
- AIによる自動整形:話した内容を、組織に必要な項目に沿って構造化。書き手が違っても、受け手が読みやすい形に揃えます(想い1)。
- 要約・リスク検出:要点を要約し、注意すべき案件を先に拾い上げ。忙しいリーダーが必要な分だけを短時間で確認できます(想い2)。
- 週報の自動要約・1日分まとめ:日々の報告を振り返り・共有しやすい形に自動でまとめます(想い2・3)。
- 伏せ字(マスキング)・オフライン対応:現場で安心して使える配慮も。電波の弱い場所でも入力でき、AIに送る前に特定の言葉を伏せられます。
一つひとつは地味かもしれません。でも全部が、「報告を軽くして、人のための時間を増やす」という一本の願いでつながっています。
声が、その場で報告に。
報告書を作る時間を、仲間と語り合う時間へ。現場の名もなき努力が、きちんと見える世界へ。私たちがAI ことレポに込めたのは、そんな少し欲張りな願いです。もし同じ違和感を持っていたら、一度だけ、話しかけて試してみてください。